【第2回】GIGAスクール端末は 「スタートライン」 ~更新期を迎えた今、何をすべきか~

2021年度、GIGAスクール構想によって全国の小中学生に一人一台の端末が届きました。あれから数年——現場からはこんな声が聞こえてきます。
「端末は配ったし、GIGAスクールはもう終わったんじゃないの?」
「端末の更新?まだ使えるのに、なぜ急ぐ必要があるの?」
「端末さえあれば、あとは先生が使えばいいだけでしょ?」
実は、端末の配備は「ゴール」ではなく「スタートライン」に立っただけです。今まさに多くの自治体で迎えている「更新期」は、単なる機器交換ではなく、教育DXを本格的に動かす絶好のタイミングです。
GIGAスクール構想とは何だったのか?
まず「GIGA」という言葉の意味を整理しましょう。GIGAはGlobal and Innovation Gateway for Allの略で、「すべての子供たちへ、グローバルで革新的な学びの入口を」という意味を持っています。

端末が届いたことで、授業でのデジタル教材活用や、家庭への課題配信など、確かに学びの形は変わりました。しかしここで重要な問いがあります。
端末を使っていることと、DXが進んでいることは、同じでしょうか?
「更新期」は単なる機器交換ではない
「新車への乗り換え」か、「プラス最新の安全・運転支援システムの導入」か
端末の更新は、古くなった車を新しく買い替えることに似ています。しかし、車を替えるだけで走り方が変わるわけではありません。
更新のタイミングで、衝突を防ぐ「最新の安全装置(セキュリティ)」や、運転を楽にする「アシスト機能(管理の自動化)」を同時に組み込むことで、初めて新しい車を安全かつ最大限に活かせるのです。
更新期を「費用がかかる作業」で終わらせるのか、「DXを加速させる投資」として捉えるのか——その視点の差が、数年後の学校の姿を大きく変えます。
更新期に「ただ替えた」場合と「考えて替えた」場合の違い

更新期に確認すべき「3つの視点」
DXの定義をシンプルに整理しましょう。教育現場において、なぜ「働き方改革」がDXに直結するのかが分かります。

この3つの視点は、次回以降のコラムでそれぞれ深掘りしていきます。
「安全」「管理」「活用」——どれか一つが欠けても、DXは前に進みません。
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